座談会御書「寂日房御書」講義(2021年11月度)
2023/7/6 寂日房御書
夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法・是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養 ...
座談会御書「千日尼御前御返事」講義(2021年10月度)
此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし、南無阿弥陀仏経等はきじのごとし兎のごとし・鷲につかまれては涙をながし・師子にせめられては腸わたをたつ この法華経の ...
座談会御書「四条金吾殿御返事」講義(2021年9月度)
法華経の信心を・とをし給へ・火をきるに・やすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ、あしき名さへ流す況やよき名をや何 ...
座談会御書「減劫御書」講義(2021年8月度)
2023/7/6 減劫御書
法華経に云く「皆実相と相違背せず」等云々、天台之を承けて云く「一切世間の治世産業は皆実相と相違背せず」等云々、智者とは世間の法より外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり 法 ...
座談会御書「富木尼御前御返事」講義(2021年7月度)
2021/7/4 富木尼御前御返事
我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき、きさきになりても・なにかせん 天に生まれても・ようしなし、竜女が あとをつぎ摩訶波舎波提比丘尼のれちにつらなるべし、あらうれし・あらうれし、南無 ...
座談会御書「祈禱抄」講義(2021年6月度)
2021/5/29 祈禱抄
大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず 大地をさして外れることがあっても、大空をつなぐ者があっても ...
座談会御書「立正安国論」講義(2021年5月度)
2021/4/30 立正安国論
帝王は国家を基として天下を治め人臣は田園を領して世上を保つ、而るに他方の賊来って其の国を侵逼し自界叛逆して其の地を掠領せば豈驚かざらんや豈騒がざらんや、国を失い家を滅せば何れの所にか世を遁れん汝須く一 ...
座談会御書「諫暁八幡抄」講義(2021年4月度)
2021/4/30 諫暁八幡抄
今日蓮は去ぬる建長五年癸丑四月二十八日より今年弘安三年太歳庚辰十二月にいたるまで二十八年が間又他事なし、只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり、此れ即母の赤子の口に乳を入 ...
座談会御書「乙御前御消息」講義(2021年3月度)
いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にては・をはすれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべ ...
座談会御書「種種御振舞御書」講義(2021年2月度)
2022/12/21 種種御振舞御書
仏滅後・二千二百二十余年が間・迦葉・阿難等・馬鳴・竜樹等・南岳・天台等・妙楽・伝教等だにも・いまだひろめ給わぬ法華経の肝心・諸仏の眼目たる妙法蓮華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に ...