会頭(私)について

自己紹介します

私は、創価学会員です。根っからの。

いわゆる3世で、ずっと学会の庭で育ち、創価の学び舎にも通わせていただきました。

教学に幼いころから興味を持ち、自分なりに真剣に学んできたつもりです。

教学試験はストレートで青年教学1級を取得しました。

もちろん現在も日々教学の研鑽に努めています。

若いころから御書講義を任されることは多かったほうです。

20代、30代では、積極的に教学試験の受験者の応援に取組み、多くの人に教学を学ぶことの喜びを伝えて参りました。

病気

ところが、職場環境が原因でメンタルを病み、退職して一時引きこもりになりました。

その時に組織の正役職からは身を引きましたが、その後副役職をいただいて、今では学会活動の最前線で戦っております。

双極性障害の診断を受け薬を飲み続けながら、できるかぎり調子を安定させていますが、それでも波があるので、正直なところ毎日マックスパフォーマンスではありません。

大きなダウンを起こさないように自分の調子と相談しながら日々を過ごしています。

今のところ一生つきあうことになりそうな精神の病ですが、できる限り活動を自身の中心におき、その身を組織の中心においているつもりです。

貧乏

現状では一般就職でバリバリとフルワークすることはできず、経済的には困窮しています。

家族も有り、マンションのローンもあり、自分が稼げる範囲では到底家族を養えません。

家計では妻の収入を柱に、また学会活動においても実質は妻の頑張りで家族に福運をもたらしてもらっています。

妻は正の新聞配達員でもあり、婦人部の地区幹部でもあり、地区拠点の提供者でもあります。

今、貧乏ながら、なんとか家族が平和に暮らせているのはすべて妻のおかげです。

障害

家族については、妻と2人の子どもがいます。

子どもたちは2人とも発達障害の特性を持って生まれました。

けなげに頑張っている子どもたちですが、彼らの生きづらさを目の当たりにして、私はたびたびうろたえています。

あくまで信仰を持つ者として、自分たちがこの世に生を受けた使命を自覚し、信心で自分の未来を開けるように子どもたちの成長をうながしていきたいと考えています。

そして、彼らが生きやすいように親としてできる精いっぱいのことをしていきたい。

私自身の病の根底にも、彼らの持つ生きづらさと通じるところがあり、自分がこの病に負けない姿を見せ続けることが、子どもたちにとっての希望になるのならば、こんなにうれしいことはありません。

不幸ではありません

病気、貧乏、障害と不幸のオンパレードのようですが、まったくトゲトゲ・ギスギスした毎日ではなく、緊張感はありながらも和やかで幸せな毎日です。

私や私の家族の現状を「不幸だ」とののしることは誰にでもできるでしょう。

しかし、このような状況にあって「私は幸せだ」と正しく価値を理解し、言い聞かせや思い込みではなく、現に幸せを体現できる教えが日蓮大聖人の仏法にはあります。

病気だから不幸、貧乏だから不幸、障害だから不幸、という浅い固定概念を打ち破り、むしろ貧乏だからこそ持てる希望がある、病気だからこそ病の人に同苦できる、障害だからこそ示せる実証がある、と煩悩を“即”菩提と開く力こそ私たちの信心です。

教学を学ぶ喜び分かち合う

そして、その信心を支えるものは教学です。

私は日蓮大聖人の御書の研鑽を続け、みずから行動することで、私たちの信仰にとってもっとも大事な「大信力」を呼び覚ますことができると考えています。

このブログは自分のどんな境遇に負けない、むしろ勝つための「大信力」を身につけるため、自己研鑽の場として開設いたしました。

頭でっかちになるつもりはありません。

いついかなる時も、御書に照らして自身を正しく見つめる仏眼を開き、一切ぶれることのない信心で人生を勝ち抜く。そんな境涯を求めて、戦う実践の教学を身につけて参りたい。

そして、自分が身につけるだけでなく、できるかぎり多くの人にとって、わかりやすく感じやすい、御書のひもときかたを習得して、教学を学ぶ喜びを多くの人と分かち合いたいと考えています。

それこそ私がブログの記事に込めている思いです。

まとめ

もとより、自分のつたない御書講義が誰かのお役に立つものとは考えておりません。 

しかし、大聖人の御心を少しでも知りたいとはじめたこの教学研鑽の場が、もしあなたにとって幾分かの励ましになる可能性があるのならば、そこには私が学んだことを共有する意味があるのかもしれません。 

私自身、これからも御書を研鑽しつつお題目をあげぬいて、希望へ希望へと前進する生命力を沸きたたせながら、「勝利」の人生の劇を演じて参る決意です。

もしよろしければ、応援よろしくお願いいたします。

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