座談会御書講義

座談会御書講義

座談会御書「千日尼御前御返事」講義(2022年11月度)

譬えば、天月は四万由旬なれども、大地の池には須臾に影浮かび、雷門の鼓は千万里遠けれども、打てば須臾に聞こゆ。御身は佐渡国におわせども、心はこの国に来たれり。仏に成る道もかくのごとし。我らは穢土に候えど ...

座談会御書講義

座談会御書「佐渡御書」講義(2022年10月度)

2023/7/6    

畜生の心は、弱きをおどし、強きをおそる。当世の学者等は畜生のごとし。智者の弱きをあなずり、王法の邪をおそる。諛臣と申すはこれなり。強敵を伏して始めて力士をしる。悪王の正法を破るに、邪法の僧等が方人をな ...

座談会御書講義

座談会御書「経王殿御返事」講義(2022年9月度)

2023/7/6    

ただし御信心によるべし。つるぎなんども、すすまざる人のためには用いることなし。法華経の剣は、信心のけなげなる人こそ用いることなれ。鬼にかなぼうたるべし。  ただし(御本尊に偉大な功力があるといっても、 ...

妙密上人御消息

座談会御書講義

座談会御書「妙密上人御消息」講義(2022年8月度)

2023/7/6    

日本国の中にただ一人、南無妙法蓮華経と唱えたり。これは須弥山の始めの一塵、大海の始めの一露なり。二人・三人・十人・百人、一国・二国、六十六箇国、すでに島二つにも及びぬらん。今は謗ぜし人々も唱え給うらん ...

四条金吾殿御返事

座談会御書講義

座談会御書「四条金吾殿御返事」講義(2022年7月度)

日蓮は少きより今生のいのりなし。ただ仏にならんとおもうばかりなり。されども、殿の御事をば、ひまなく法華経・釈迦仏・日天に申すなり。その故は、法華経の命を継ぐ人なればと思うなり。  日蓮は若い時から今生 ...

四条金吾殿御返事

座談会御書講義

座談会御書「四条金吾殿御返事」講義(2022年6月度)

なにの兵法よりも法華経の兵法をもちい給うべし。「諸余の怨敵は、みな摧滅す」の金言むなしかるべからず。兵法・剣形の大事もこの妙法より出てたり。ふかく信心をとり給え。あえて臆病にては叶うべからず候。 どの ...

開目抄,御書講義

座談会御書講義

座談会御書「開目抄」講義(2022年5月度)

2023/7/6    

我ならびに我が弟子、諸難ありとも疑う心なくば、自然に仏界にいたるべし。天の加護なきことを疑わざれ。現世の安穏ならざることをなげかざれ。我が弟子に朝夕教えしかども、疑いをおこして皆すてけん。つたなき者の ...

四菩薩造立抄

座談会御書講義

座談会御書「四菩薩造立抄」講義(2022年4月度)

2023/7/6    

総じて、日蓮が弟子と云って法華経を修行せん人々は、日蓮がごとくにし候え。さだにも候わば、釈迦・多宝・十方の分身・十羅刹も御守り候べし。 総じて日蓮の弟子といって法華経を修行する人々は、日蓮のようにしな ...

座談会御書講義

座談会御書「妙一尼御前御消息」講義(2022年3月度)

法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。いまだ昔よりきかずみず、冬の秋とかえれることを。いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となることを。経文には「もし法を聞くことあらば、一りとして成仏せざる ...

一生成仏抄

座談会御書講義

座談会御書「一生成仏抄」講義(2022年2月度)

2023/7/6    

衆生というも仏というも、またかくのごとし。迷う時は衆生と名づけ、悟る時をば仏と名づけたり。譬えば、闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるがごとし。只今も、一念無明の迷心は磨かざる鏡なり。これを磨かば、必ず法性真如 ...

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