座談会御書「上野殿御返事」講義(2020年4月度)
とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ、殿一人にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすくわせ給へ。日蓮生まれし時より・いまに一日片時も・こころやすき事はなし、此の法華経の題目を弘めんと思 ...
座談会御書「兵衛志殿御返事」講義(2020年3月度)
しをのひると・みつと月の出づると・いると・夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障りいできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり 潮が引く時と満 ...
【ONE GOSHO】御義口伝
2020/3/1 御義口伝, 常不軽品三十箇の大事
不軽菩薩の四衆を礼拝すれば上慢の四衆所具の仏性又不軽菩薩を礼拝するなり、鏡に向かって礼拝を成す時浮かべる影又我を礼拝するなり 不軽菩薩が四衆(出家・在家の男女)を礼拝すれば、増上慢の四衆の仏性もまた同 ...
座談会御書「諸法実相抄」講義(2020年2月度)
2020/1/27 諸法実相抄
行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし 行学の二道を励んでいきなさい。行学が絶えてしま ...
【ONE GOSHO】上野殿御返事
仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃にかわけるものに水をあたへ・寒冰にこごへたるものに火をあたふるがごとし 仏にたやすく成る道は、別なことではない。旱魃(水不足)の時に喉が渇いた者に水を与え、寒さに ...
【ONE GOSHO】持妙法華問答抄
2020/1/25 持妙法華問答抄
願くは「現世安穏・後生善処」の妙法を持つのみこそ 只今生の名聞・後世の弄引なるべけれ すべからく心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ 他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき 願わくは「現世は安らかで ...
座談会御書「阿仏房御書」講義(2020年1月度)
末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり、妙法蓮華経より外に宝塔なきなり、法華経の ...
座談会御書「兄弟抄」講義(2019年12月度)
2019/12/2 兄弟抄
設ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべし、中にも日蓮が法門は古へこそ信じかたかりしが 今は前前いひをきし事既にあひぬれば よしなく謗ぜし人人も悔る心あるべし、 ...
座談会御書「法華経題目抄」講義(2019年11月度)
2019/12/2 法華経題目抄
妙と申す事は開と云う事なり 世間に財を積める蔵に鑰なければ開く事かたし 開かざれば蔵の内の財を見ず 妙とは、開くということである。世間の例えで言えば、財宝を積んである蔵も、鍵がなければ開くことはできな ...
座談会御書「可延定業書」講義(2019年10月度)
2019/10/10 可延定業書
命と申す物は一身第一の珍宝なり 一日なりとも・これを延るならば千万両の金にもすぎたり 命というものは、わが身にとって一番貴重な宝である。たとえ一日であっても寿命を延ばすならば、千万両の莫大な金にもまさ ...