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座談会御書「諸法実相抄」講義(2020年2月度)
2020/1/27 諸法実相抄
行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし 行学の二道を励んでいきなさい。行学が絶えてしま ...
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【ONE GOSHO】上野殿御返事
仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃にかわけるものに水をあたへ・寒冰にこごへたるものに火をあたふるがごとし 仏にたやすく成る道は、別なことではない。旱魃(水不足)の時に喉が渇いた者に水を与え、寒さに ...
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【ONE GOSHO】持妙法華問答抄
2020/1/25 持妙法華問答抄
願くは「現世安穏・後生善処」の妙法を持つのみこそ 只今生の名聞・後世の弄引なるべけれ すべからく心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ 他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき 願わくは「現世は安らかで ...
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座談会御書「阿仏房御書」講義(2020年1月度)
末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり、妙法蓮華経より外に宝塔なきなり、法華経の ...
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座談会御書「兄弟抄」講義(2019年12月度)
2019/12/2 兄弟抄
設ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべし、中にも日蓮が法門は古へこそ信じかたかりしが 今は前前いひをきし事既にあひぬれば よしなく謗ぜし人人も悔る心あるべし、 ...
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座談会御書「法華経題目抄」講義(2019年11月度)
2019/12/2 法華経題目抄
妙と申す事は開と云う事なり 世間に財を積める蔵に鑰なければ開く事かたし 開かざれば蔵の内の財を見ず 妙とは、開くということである。世間の例えで言えば、財宝を積んである蔵も、鍵がなければ開くことはできな ...
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座談会御書「可延定業書」講義(2019年10月度)
2019/10/10 可延定業書
命と申す物は一身第一の珍宝なり 一日なりとも・これを延るならば千万両の金にもすぎたり 命というものは、わが身にとって一番貴重な宝である。たとえ一日であっても寿命を延ばすならば、千万両の莫大な金にもまさ ...
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「新池殿御消息」2019年秋季彼岸勤行法要のために
2019/9/18 新池殿御消息
今一乗妙法蓮華経の御宝前に備へ奉りて南無妙法蓮華経と只一遍唱えまいらせ候い畢んぬ、いとをしみの御子を霊山浄土へ決定無有疑と送りまいらせんがためなり (お送りいただいた白米を)さっそく一乗妙法蓮華経(御 ...
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座談会御書「曾谷殿御返事」講義(2019年9月度)
此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候 法華経は種の如く仏はうへての如く衆生は田の如くなり この法門を日蓮が説くので、「忠言は耳に逆らう」という ...
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座談会御書「崇峻天皇御書」講義(2019年8月度)
一代の肝心は法華経・法華経の修業の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ 教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ 釈尊が生涯に説いた教えの肝要は法華経であり、法華経の修業の肝 ...